はーい。らぶらぶすてーしょん!
復帰記念2本立てということで、
今回はサブキャラSPをお送りしまーす。

もちろん、司会進行はわたくし、
WLO第七支部オペレーター3人娘リーダーの沖田恵と――、
同じくオペレーターの、あたし、花崎雪絵。
そして忘れちゃいけないもうひとり――、

…………。
……あれ? なっちゃーん?
そういえば、なっちゃんはどこ?
あれ? 第6回の優梨子ちゃんの収録が終わったとき
までは居たのに……連チャンで録るって伝えてありますよね?
もちろん。というか、遅刻してきた雪絵ちゃんに教えたの、
なっちゃんだし……。
うぅ……お布団がぬくぬくで……ついゴロゴロしちゃって。
あのぽかぽかは、ほんと危険だよねぇ……うん。
雪絵ちゃん冷え性だもんね。
前にお泊まりしたときなんか、朝起きたときに
ぴったりくっついてきててビックリしたよ。
なはは……だって、恵さんの太ももあったかいんだもん。
……その話、もう少し詳しく聞かせてもらいましょうか。
さあどうぞ、ちゃんとICレコーダーも用意しましたから!
お、お泊まり……お泊まりイベントだとっ……!
しかも、同衾ですと?! どういうことですか?!
誰に断ってそんなキャッキャウフフイベントをっ!
うわ、目が怖いよ丙くん?!
あ、あと山下くんも落ち着いて!
ただのお泊まりだよ?!
ただのお泊まりだと! 決してピンクなタッチがなかったと!
誰が証明するというのですか?! 出来ないでしょう?!
なぜならこれは、悪魔の証明だからだ!
ですから、第三者である我々が詳細をおききして、
ジャッジをしようというわけで――ほげらっ?!
はーっ、はーっ……さっきから黙って聞いていれば、
ほんと……クラスの面汚し共め……っ!
な、なんという跳び膝蹴り……っ。
あそこまで綺麗に横っ腹に決められたら、
いくら俺でも……気持ちいいを通り過ぎてしまう……ッ!
んじゃ、ナチュラルに最上級の気持ち悪い発言をしてる
あんたには、みぞおちに一発……、
いや、二発イッておきましょ〜かぁ〜?
わわっ、みんな落ち着いて。まだ番組始めてないよ?!
やるならタイトルコールのあとにして!
美味しくないよ?!
んー、そーゆー問題かなぁ……?

……っと、あ、そうそう。捺だよ、捺。
捺はどこに――あ、かえぽん、捺見なかった?
かえぽん言うな。
あと……捺って、あの前髪の長いメイドさんだろ?
だったら、奥の席で姫里先生たちと一緒にいるのを見たけど……。
……うぬ? 姫里先生と?
あ……ほんとだ、奥でみんな集まって――。
おーい、捺ー? 先生ー?
はい! ツモ! メンタンピンドラドラ――、
裏ドラ乗って親ッパネ! 6000オールよろしくっ♪
…………一歩遅れたか。
しかし、ドラが良く絡むな……。
ほんと、気持ち悪いぐらいのバカヅモですね。
5000バックで。
あらあら、点差が結構開いてきたわねぇ……。
しかたがないから、すこし……仕込みますか。
――って、みんな?! なにしてるの?!
ん? 見ての通り麻雀だけど……。
そうじゃなくて! 番組!
今日はみんなゲストじゃないですかー。
だって、待ち時間が長かったんだもん。
もう少しで半荘終わるから、ちょっと待ってよ。
さてさて、そう簡単にいくかしら? ふふふ……。
ちょ、ちょっと、なに続きをしようとしてるんですかっ!
お父さんもナチュラルに牌を準備しない!
番組もう始まってるんだよ?!
もうそんな時間ですか……。
すこし、熱くなりすぎたようですね。
おー、もう降りちゃうの?
ここからが面白くなるところなのに。

……レート、倍でどうよ?
…………。
ちょっと、捺! 悩まない!
ほーらー! こっちに来るー!
……というわけで、同僚が呼んでいるので、
決着はまた次に機会ということで。
……チェッ。まあ、仕方ないか。
んじゃ、お仕事頑張って〜。
いやいやいや! 先生もゲストですよ?!
というか、隊長も眞梨子先生も、みんな集合!
はいは〜い。
んもう、若い子は本当にせっかちねぇ……。
それで、今日はどんなことをするのかしら?
…………およ?
えーっと…………なんだっけ恵さん。
雪絵ちゃん……覚えてないの?
今日はヒロインについて、みんなで語り合おうって趣旨だよ?
おお。そういえば――。
それじゃ、まずは愛奈ちゃんからかな?
久坂さんから? んー……真面目な子よね。
いつも実行委員としていつもどこぞの変態バカに
振り回されて不憫で仕方ないわ。
そうだよな……デコが広いだけの演劇バカの暴走に
振り回されて……本当に気苦労が絶えないよな。
ははぁ〜〜〜ん?
なんだか色々と含みを持たせているみたいだけど、
なーに? やるっての?
反応するってことは、心当たりが有りってことなんだろう?
くくく、いいぜ……白黒つけてやるぜ!!
待て丙。それは無理な話だぜ?
俺が手に入れた情報によると、
今日の雨畑の下着の色はみど――ほがっ?!
あーっはっはっは、ちょっとごめんなさいね? このっ!
すこし騒がしくするかもしれませんけど――てめぇっ!
皆さんはお気になさらずに続けて下さいな――黙れっ!!
制裁を加えるか、周りに気を使うか、
どっちかにしろよおまえ……。
こんなんだから、久坂のヤツが苦労するんだろうなぁ。
鏡を見てからの発言をおすすめします。

では、次は班長――五百倉蛍ですね。
五百倉……ねぇ。
いつも本読んでるよな。
あまり話さないけど、雰囲気が大人びてるわよね。
…………(返事がない、ただの変態のようだ)。
でも、図書委員には自分から立候補したんだよな。
成績も中の上って感じだし……そつなく学園生活を
こなしてる感じがするよな。
ちょっと?! ちょっとまってみんな!
私の妹ちゃんに対して、そんな評価?!
あり得ない! あり得ないわ!
よし、ここは私が蛍のかわいらしさと、
すばらしさをぎゅっ(ハート)と凝縮して、
みんなに余すことなくお伝えして――、
はい。区長。お静かに。
有り体に言えば、長くなるから黙れ。

――と、班長が釘を刺すように仰ってました。
うぅ……蛍めぇ……。
この場にいないくせに、私の行動を先読みしてるなんて……
ああ、やっぱり姉妹として心が繋がっているのネ☆
(この区長のポジティブさは……見習わなきゃなぁ)
えーと、続きましてはエースこと、アリサ。
お前ら、リズムだけで煩悩吐き出すなよ?
というか、半分以上主観だし……。
まったく、こんな所に来てまで3−11の醜態を
さらすなんて……よっぽど本物なのね。
でも、外国人って珍しいよなー。
あたし、あんなまっキンキンの人、はじめて見た。
あれ、地毛なんでしょ? 長いのに綺麗だし。
あれ? 羨ましいのかな?
楓ちゃんも髪を染めたら?
なんだったら私がお手伝いしてあげるわよ?
あたしが……? えーっと……なんというか、
それこそ、わかりやすいビジュアルになりすぎねぇか?

金髪、ボサ髪、三白眼……。
大丈夫! そういう需要もあるわよ。
いーや。あたしは黒髪でいい。
……わかるわ。私も黒髪大好きよ。
蛍にも、黒く染めるように言ってるんだけどねぇ……。
え……そこ、いろんな意味で触れていい話題なのか?
はいはいはーい!
そ、それじゃあ次、サラサちゃんだね!
体験版じゃまったく出番がなかったわよね。
なのに人気投票1位……わからないものねぇ。
かわいさは正義、だもんなぁ。
……は! そうか、あたしも可愛ければ……!

……や、めんどうだしいいや。若作りとか。
そういや、先生って、女性陣で一番の年上なんだっけ?
え?! 早川先生じゃないの?!
……あら? あたしは姫里先生より下よ?
ぶふ――――っ?!
え……あ、あたし、もしかしなくても、
かなりの地雷踏んだ?
い、いや……全然?
だ、だって……黒田くんのお母さんが居るじゃない?
そう、人妻が…………人妻……。
あたしの上は……もう、人妻…………結婚……して……。
先生! はい日本酒! 呑んで! 呑んで下さい!
収録中とかもう関係ないですからっ!
うぐぬぬ…………今まで断りに断り続けてきたお見合いを
もうそろそろしろってことなのか……やだー。やーだーよー。
これ以上退行が進む前に次に行きましょう。
全然サラサのことは語ってませんが。
次は……依那、か。みんな、なにかある?
ひとつ良いか?
およ、おとーさんめずらしいね。どうしたの?
依那なのだが……己がロボットであることを、
忘れている節があるようだが――。
というか、この第七支部でロボットだと思ってる人って、
何人いるんだろう……はい、思っている人挙手!

…………。

…………だよね。
我が組織の技術力は世界一です。そう、残念ながら。
世界ももうちょっと頑張らなきゃね。
なにげに一番酷い事言うわよね、あなた。
さて、んじゃあ最後は優梨子ちゃんかな?
あーん、あたしの出番ね?
優梨子のチャームポイントは色々あるんだけど、
やっぱりおしりにあるほくろとか、
あとは実はけっこう大きい胸とか――、
ふむふむ。それは実に興味深い――、
それで、それで? もっとこう、なんていうのかな、
革新的な部分の詳細を――、
復活したと思ったらそれか!!
よし、今からマイクの味を教えてやるから、
その腐れた口を大きく開けろ!!
あ、や、だめ……!
そんなの、そんな大きいの入らな――ひぐぅっ?!
…………。
(あぶねぇ……もうすこしであやうく俺も出しゃばって
 マイクの躍り食いをさせられるところだったぜ……)
でも、彼女のあの妄想力は、ウチの組織にも欲しいわよね。
なんだか楽しそうだし♪
区長……その、一芸入学みたいな採用方法止めましょうよ。
ただでさえウチ個性的なのに……。
その一芸で組織に入ったあなたが言うんだ?
区長、過ちは繰り返してはいけません。
どういう意味かなーっ?!!
あはは、まーまー……って、あれ?
もう放送終了時間だよ?!
え? ちょっと待って、あたし全然喋ってない!
いや、多分一番喋ってるし……。
では、最後にひとつお知らせをして、
お別れとしましょう。
おしらせ?
体験版でも確認できるのですが、
本編第七話で、ラジオ体操の最後でみんなが
叫ぶシーンがありますよね?
あー、あたしがファイティングポーズを取らせて、
言わせた……アレ?
そうです。アレです。
あの内容――『誰が・なにを言ったのか』わかりますか?
……まあ、あたしはわかるけど。
あー、あたしは全然。
そこで、答えがわかった方は、
当番組のメールフォームにてご応募下さい。

正解された方の中から抽選で、
――もしくは正解者数が少ない場合はもれなく、
ラジオでの名指しの質問権を進呈します。
ふぬ、それってどういうこと?
セクハラ質問もこの際OKということです。
………………(赤面)。
番組を持つって……大変なんだな。
そ、そんな目で見るなーっ!
というか、捺?! 捺もその対象になるかもしれないんだよ?!
直接接触ではなく、口だけでしょう?
なら、問題ないです
(……なんとなく、そっちの方がエッチな気がするのは、
 あたしの心がちょっと霞んでるからなのかな?)
あー、ディレクターがもう時間ないから締めろって。
うい、らじゃ。
ではでは、サブキャSPいかがでしたでしょうか?
いつも通り混沌としていましたが……楽しんで頂けたなら幸いです。
ちょ、待て! 俺まだなにも喋って――もがもがもが。
時間がないのでお静かに。
(口に桜大福を突っ込みつつ)
では、また次回のらぶらぶすてーしょん! でお会いしましょう〜♪