【優梨子】  「どのように表現すればいいのでしょうか?
        あの、愛の激闘メモリアルは……んーと……」


【楓】     「……しらねーよ」

【優梨子】  「ほんとに……愛のはかなさと偉大さを感じた
         一件でした……」


【楓】     「……あたしは今、めちゃくちゃ遠さを感じてる」

【優梨子】  「あぁ……愛って、守られるだけじゃないんですね。
        守ることも出来て……ううん、ふたりで守って」


【楓】     「あー、もうその話はいいから。
         つーか、何度目だよって感じだよ」


【優梨子】  「あ、それよりもですね、
         お正月に先輩と初詣に行って、
         おみくじを引いたんですよ」


【楓】     「…………はあ、正月、ねえ」
        (またえらく話飛んだな……)