【シャノン】
「お兄様が純友さんみたいになったら、マスターが責任取ってくださいね!」


【星至】
「まぁまぁ………」


【シャノン】
「ただでさえ、最近生活が乱れてるんですから」


シャノンは不満げに周囲を指し示した。
そこにはヤルセナイザーが食い散らかした鍋のフタや、飲み残しのドラム缶などが幾つか散乱している。
シャノンはそれが気に食わないようだった。
ヤルセナイザーには自己修復の機能が備わっているが、
材料が全く無しでは修理に非常に時間がかかるのだという。
そんな訳で廃材や何かを分けて貰って、それを修理の材料として使っている。
周囲に散らかっているのはその一部だった。

【シャノン】
「インターネットしてゲームして、DVD見ながらお菓子を食べて。許しませんよ、そんな生活!」


【星至】
「厳しいなぁ、シャノンは………教育ママだ。子供は大変だよ」


実の兄に対してこの厳しさ。きっと実の子供に対してはもっとだろう。

【シャノン】
「マスター! なに人事みたいに言ってるんですか!」