【純友】
「わああぁぁぁぁぁっ! 悪かった! 俺が悪かったぁぁぁっ!」


シャノンの両腕が銀ちゃんの首根っこを掴み、グイッと引き上げる。
一見細身のその腕は見た目以上に力が強いらしく、あっさりと銀ちゃんは持ち上げられた。
シャノンの両目からはポロポロと涙が溢れ、涙の滴が顎の方に伝わっていく。
その様子からすると、シャノンはよっぽど怖かったに違いない。

【シャノン】
「純友さんは、止めてと言っても許してくれませんでしたぁぁぁっ!」


そしてシャノンは銀ちゃんから右手を放し、思い切り振り被った。
すると同時に彼女の頬からパッと光の粒が散る。それは朝の太陽を浴びてキラキラと輝いていた。

【純友】
「助けてぇぇぇっ! ゆきりちゃあぁぁぁぁぁぁんっ!」


【シャノン】
「少しは反省してくださあぁぁぁぁぁぁいっ!」